チャックは、切削加工において重要な役割を果たしています。
工作物(ワーク)を完全に保持することは精密加工、高速加工、重切削加工などにおいて重要な条件です。
しかし、これまでチャックがどの程度の力でワークを締め付けているか、また高速回転中であってもチャックは確実に締め付けた力を維持しているかなどは不明でした。
チャック把握力計(以下本器と略)は、外部指示計等と組み合わせることによりチャック締め付け力を測定するために開発したものです。 本器は静止時のチャック締め付け力、及び回転時のチャック締め付け力の変動も測定可能です。
*本機種は3本爪チャック以外では使用できません。 |